やまと薬膳 オオニシ恭子

20代後半、新時代を担う新進インテリアデザイナーとして嘱望されるが、1970年のオイルショックの頃、改めて資源について考えさせられるとともに、自身のひどい手荒れをきっかけに食養法に出会う。

料理を桜沢リマ氏、食養医学を大森英桜氏に師事。食は環境を摂取することであり、環境に適応して生きていくことが基本であることを認識。1981年渡欧。以来32年、東洋的食養法を基本としながらも欧州における素材と環境を取り入れた食養法『ヨーロッパ薬膳』の研究を重ねる。個々の生活と体質を見ながら、その環境に適応する食事法で、多くの病や悩みを抱える老若男女を指導。ベルギー、オランダ、フランスで定期の料理講習を行うほか、活発に講演会、食のアドバイス、女性の健康セミナーなどを行う。日本で学んだ食養医学と欧州での食育経験から、陰陽エネルギーを7段階に分類した独自の食の方程式を考案。

2012年、関東大震災を機に帰国し、日本での食育活動に努める。2013年1月より奈良・初瀬の地に移住し、『やまと薬膳』の活動を開始。2017年1月には、『やまと薬膳みんなの家 源氏物語』をオープンさせ、新月と満月に朗読会、やまと薬膳流にアレンジした茶粥での食事会、オーガニックマーケット開催など、ご縁のある方々が自由な発想で活躍でき、情報交換ができる場としての新たな試みもスタート。著書に、「ヨーロッパ薬膳 すてきな自然の贈り物(神戸新聞総合出版センター)」、「滋養ポタージュで始める ヨーロッパ薬膳(講談社)」「簡単! 生命のスープ ~1週間でからだの中から整える~(ビジネス社)」、「砂糖をやめて元気で医者いらず(主婦の友社)」など。

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